<ワークショップ情報(2009年1月)>  
2009年1月にカナダで行われる音楽家の為のワークショップの情報です。

< Plaisir de jouer du musicier (une formation de passage au Quebec...) >
@1月19, 20, 21日 9時半〜17時半
A1月22, 23, 24日 9時半〜17時半
場所:モントリオール
料金:90$
講師:マーク・パピヨン(音楽家専門運動療法士)
   ヴェロニック・マルセル‐パピヨン(パリ国立オペラ管バイオリニスト、教育者)

ご案内は、下記のサイトをご覧下さい。

http://www.cqm.qc.ca/38/Formation_continue.html
*上記サイトの Programme automne?hiver 2008-2009 という項に出ております。(ページの下の方です。)
http://www.cqm.qc.ca/docs/Formation/Form.inscription.automne2008.pdf
*上記サイトの2ページ目右側にも出ております。

*1月12〜15日 ケベック州でも同様のワークショップがあります。

< Plaisir de jouer du musicier Mieux traduire l’emotion >
ご案内は、下記のサイトをご覧下さい。

http://www.culture-quebec.qc.ca/formation
詳細は、こちらに出ております。

http://www.culture-quebec.qc.ca/infospec/formation_details.asp#bloc_60

プロの音楽家は、活動中どんなときでも様々な要因のストレスによって演奏する喜びを奪われてしまうことがあります。重なったストレスに加え、初めはしばしば不自然な姿勢が対になり、活動のチャンスや質に影響をおよぼしてしまうことも。。。
パピヨン夫妻による専門知識&豊かな技術は国際的に認められ、今ではプロの音楽家にとって無視できないことでしょう。

講座の目的:
・ 楽器の演奏において効率的な動作ができるよう、生物力学の基礎をより良く理解し、身につける 
・ 正しく快適な動作によって、感情表現が自由にできる新しいツールを見出す
・ 学んだ基礎知識を、実践につなげていく

<プロフィール>
マーク・パピヨン
芸術活動に関わる身体問題に苦しんでいる音楽家の姿を目の当たりにし、彼らの救世主になることを決心したパピヨン氏。
彼の経歴は異色で、音楽家特有の問題を探求・解決するため運動療法士の資格を取得。
その後、音楽学校のジャズ科でコントラバスを学ぶ傍ら、インダストリアル・デザイン(工業製品の諸分野で、性能と美の両面から追求されるデザイン)の博士課程にて、楽器のニューデザイン&人間工学を専攻。高等ディプロムを取得。
1997年、音楽家専門治療の権威であるトゥビアナ氏・シャマーニュ氏に出会い、運動療法士として更なる研鑽を積んだ後、彼らとともにパリに音楽家専門のクリニック(リハビリセンター)を創立。
このクリニックでは、「どう自分の体の筋肉や関節の使い方をすれば、機能障害を予防することができるか」「楽器の特徴、そして各々の体つきに応じてどのような姿勢をとればよいか」「呼吸について」etc… 運動療法・心理学・解剖学・臨床医学 など、多角的に音楽家をサポート。世界中から治療だけでなく、コンクールやコンサートへ向けてコンディションを整えるために、多くのの音楽家が訪れる。
パピヨン氏は、ヨーロッパやアメリカにて数々の会議や学会にも参加しており、彼の論文は様々な学術・科学雑誌に掲載されている。

ヴェロニック・マルセル‐パピヨン
パリ国立オペラ管の首席バイオリンニスト。Rosny-Sous-Bois音楽院教授。数々の室内楽コンサート活動も行う傍ら、<演奏する喜び>と名付けられたバイオリンのグループレッスン・シリーズを立ち上げ、即興演奏・耳の働き・姿勢&呼吸の作用etcを体験させるなど、教育家としても貴重な存在である。それらの素晴らしい才能を活かし、マーク・パピヨンとも緊密に協力して活動をしている。

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